【第1学年】国際理解講座を開催しました。
2025年6月13日 14時24分 [7年度入学生]6月13日(金)、永遠璃・マリールイズさん(NPO法人ルワンダの教育を考える会の理事長)を講師としてお招きし、国際理解講座「学びと命の大切さ~ルワンダ・日本の経験を踏まえて~」を開催しました.
マリールイズさんは1994年のルワンダ大虐殺の悲劇を体験しました。爆弾が飛び交う状況の中、3人の幼い子どもを引き連れ奇跡的に生還し、日本へ移住することができました。講演の中でも、「戦争の中で痛いほどに感じたことは『教育は平和と発展の鍵』ということ。命さえあれば希望を持てる…教育を受けていれば、その人らしく人生を歩める」と語ってらっしゃいました。
講演後、生徒たちから質問の挙手がたくさん上がり、その回答の中で、実はマリールイーズさん自身もお兄さんや親戚の方々を亡くされ、今はルワンダでの学校作りに取り組んでいることなども明かされました。
予定時間が過ぎ、質問は打ち切られましたが、放課後に設定された応接室での懇談会にもたくさんの生徒が集まり、悲劇の実相について深く尋ねたり、民族衣装の着方を教わったりしていました。