学年便り

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202504「HIGASHI Labo」4月号.pdf 903KB | 2025-04-21 07:44:13 903KB 2025-04-21 07:44:13
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学年より

 6月13日(金)、永遠璃・マリールイズさん(NPO法人ルワンダの教育を考える会の理事長)を講師としてお招きし、国際理解講座「学びと命の大切さ~ルワンダ・日本の経験を踏まえて~」を開催しました.

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   マリールイズさんは1994年のルワンダ大虐殺の悲劇を体験しました。爆弾が飛び交う状況の中、3人の幼い子どもを引き連れ奇跡的に生還し、日本へ移住することができました。講演の中でも、「戦争の中で痛いほどに感じたことは『教育は平和と発展の鍵』ということ。命さえあれば希望を持てる…教育を受けていれば、その人らしく人生を歩める」と語ってらっしゃいました。

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講演後、生徒たちから質問の挙手がたくさん上がり、その回答の中で、実はマリールイーズさん自身もお兄さんや親戚の方々を亡くされ、今はルワンダでの学校作りに取り組んでいることなども明かされました。

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  予定時間が過ぎ、質問は打ち切られましたが、放課後に設定された応接室での懇談会にもたくさんの生徒が集まり、悲劇の実相について深く尋ねたり、民族衣装の着方を教わったりしていました。

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  6月6日(金)の定期考査終了後、地域課題探究の一環として出前講座『福島の復興と今後のエネルギー供給のあり方について考える』を開催しました。

 今年度の地域課題探究は、正解のない地域社会の諸課題に対し、現地調査や客観的なデータの分析を行うとともに、当事者や参加者などの様々な人々の思いに触れ、自分なりの考えを構築し、その言語化を図ることを目的として、主に、環境やエネルギーに関わる講座と巡検を企画しました。

 講師として、経済産業省東北経済産業局資源エネルギー環境部長の木野正登先生をお招きしました。木野先生は、福島第一原子力発電所事故後、本省より原子力災害現地対策本部に異動となり、異例の14年間の長きにわたって福島の復興のために力を尽くされてきました。講座では、原発事故の様相とエネルギー政策の現状についてわかりやすくご説明いただくとともに、原子力政策をめぐる先生の複雑な思いも語ってくださいました。

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   この講座への参加を希望した生徒は、1年生14名、2年生10名、3年生4名の計28名。講演終了後には、生徒たちから質問が繰り返され、終わってみれば30分にも及ぶ質疑応答の時間となりました。

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 木野先生がお帰りになった後も、振り返りのワークショップの中で、講座を通じて感じたことや考えたことを、参加者同士、活発に共有していました。

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 また、当日は、メディアの取材もあり、生徒たちは自分たちの探究活動が、社会的にも意義のあることであると実感していたようでした。

 次回の地域課題探究は、場所を浜通り地方に移して、東京電力福島第一原子力発電所の視察と東日本大震災・原子力災害伝承館を見学し、避難された方の講話を拝聴する予定になっています。

令和7年5月23日(金)5校時目

「文理選択説明会」が行われました。

文型・理型の選択の重要性に加えて、自分の希望進路に応じて適切な科目を選択する必要性に関する説明を受けました。

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生徒たちは自分の将来の姿を思い浮かべながら、担任団の説明を真剣に聞いていました。

生徒たちが今後の自分の進路を真剣に考え、希望した進路に進めるように今回の説明会を活かしてほしいです。

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 4月8日(火)、令和7年度入学式が挙行され、まだ初々しい制服姿の240人を新たに本校の1年生として迎え入れました。

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 新入生代表が、「先輩方や新たな級友との出会いに緊張と不安を感じつつも大きな希望に胸をふくらませています」と誓いの言葉を述べました。

  

 本校校長の「切磋琢磨しながら学びを深めてほしい」との式辞にもあったように、これからの高校生活で学習や部活動で友人と切磋琢磨し成長した姿で、3年後、本校の校門から240人全員が巣立っていてほしいと願っています。

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